見えなくてもパソコンが使えるとこんな事が出来る

パソコンでこんな事も出来ます

例えば、見えなくてもパソコンでこんな事も出来るんですよ。
下記に記載のものはほんの一例に過ぎません。
全く見えなくても音声ガイドとキー操作で視覚障害者が独力で出来る事です。
↓

○スカイプ
自宅のパソコンを使って、遠くにおられる家族やお友達とパソコンやスマホで無料通話出来ます。
通話だけでなく、テレビ電話としても使えます。
一年３６５日、国内だけでなく世界中に繋ぎっぱなしでも、話続けても無料です。
最近のパソコンはカメラが内臓されているものが多いです。
テレビ電話が出来るという事は、独居暮らしをしていても、カメラの前に見て欲しい物を位置させる事で、遠く離れている家族や知り合いに、それが何なのかや、左右の靴下の色が合っているかとか、薬の注意書きや各種書類や通史書、食品の賞味期限など見て教えてもらう事も出来ます。
スカイプは視覚障害者にとって大変に役立つツールです。

○インターネット
テレビ番組表、分からない事を調べる、ネットで買い物、銀行や郵便局に行かなくても自宅パソコンで残高や入出金明細を確認、株の売買、宿の予約やルート捜し、ニュースを見たり（聞いたり）ラジオを聞いたり。
ＦＭが入らない地域でも、パソコンでならクリアに聞けます。

○音楽の録音や再生
出先でＩＣレコーダーなとで録音したメモや残したい録音などパソコンに移して保存しておく。
ラジカセやＭＤの代わりにパソコンで好みの落語や音楽や朗読を録音す。
パソコンで録音・再生するメリットとしては、カセットテープなどと違い音の裂罅がない事。
またカセットテープの場合は、目的の音がどのカセットのＡ面かＢ面どちらに入っているのか、それがどのあたりなのかなど、探すのが大変です。
パソコンで管理する事で、それぞれの局に好みのタイトルを付けられますし、その内容を読み上げてくれます、また検索機能を使って目的の音を瞬時に呼び出せます。
好みの曲だけをＣＤに焼き付けてオリジナルなＣＤ作成も出来ます。
市販ＣＤもオリジナルＣＤもパソコンで再生して聞けますし、ＣＤラジカセやステレオコンポで聞く事も出来ます。

○メールのやりとり
勿論漢字カナ交じり分の作成も問題なく出来ます。
メールに写真や音声を添付しておくっったり出来ます。

○文章を書き、それを保存したり検索して呼び出したり
住所や名前や電話番号、バスや電車の時刻、銀行や郵便局の口座や暗証番号の控え。
生活に必要なメモ書き・・・例えばエアコンやテレビや電子レンジや洗濯機などのボタンの配置や名称や機能を控えたり、捜査手順を控えておいたり。

○カルテ管理
鍼灸マッサージ業を営んでいる場合、カルテを作成するにあたり、点字が分からないという人もいるでしょう、また分かっていても書くのも大変だし、書いたものを修正するのも、目的のカルテを捜すのも大変です。
パソコンで管理すれば、点字を知らなくてもＯＫ、内容を修正するのも、沢山の中から探すのも検索機能を使えば素早く目的のカルテを呼び出せますし、内容は音声で読み上げてくれます。
住所録としても使えます。

○金銭管理
出納帳ソフトを使えば家計簿に、治療院経営に役立ちます。
自分のお金の管理を他人に任せたり、家族に確認してもらうなど嫌だという人もいるでしょうし、身内だからこそ知られたくないという場合もあるかも知れません。
やはり自分の金銭管理は自分でしたいですよね。

○ホームページ作成
見えなくてもこのようなホームページぐらい簡単に作成出来ます。
経営している治療院の宣伝に、趣味についてや仲間集めなどのホームページを作り公開し世界を広げてみる。

○ゲーム
見えなくても楽しめるオセロゲームや昔懐かしいスペースインベーダーゲームなどもあるんですよ。

まだまだ沢山ありますが、上げれば切がないのでここまでにしておきますが、間違いなくパソコンを使いこなせる様になる事で視覚障害者の日々の生活は、それまでより楽に豊かになります。
昨今、国や自治体からの手続きやお知らせなどもメールやネットでという流れが増えてきています。
その傾向は止められないでしょう。
視覚障害者が情報障害者とならない為にも、不利益を得ない為にも、視覚障害者の方々にもパソコンを使いこなせるようになって欲しいと願っています。

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