生活支援アドバイザー挨拶




福知山市視覚障害者生活支援窓口アドバイザーである谷口和隆。
人生の中途で視覚に障害を持ち、健常者半分と障害者半分を経験しています。
私は現在 ほぼ全盲で、以前は盲導犬を連れていましたが、今は白杖を突いて歩いています。
2024年現在、再度 盲導犬を申し込み待機中。


最初は、あれも出来なくなった、これも出来なくなったと腐っていた時期もありましたが、今は工夫することで見えなくても多くの事が出来る事を知り、あれも出来るようになった、これも出来るようになったと、出来る事を増やす事が、工夫をすることが生きがいになっています。


鍼灸の国家資格も持って以前は大阪で開業もしておりましたが、今は畑違いのIT関係のベンチャーを営んでいます。
このホームページも見えない私が独りで作りました。
見えなくてもこんな事も出来るのですよ。



〜 経歴 〜


豊岡市出身 1962年生まれで、福知山市在住の中途障害の全盲。
大阪経済法科大学卒業後デパート勤務。
20代後半に視力や視野が悪化し大阪府立盲学校へ入学し、鍼灸・マッサージ・指圧・あんまの国家視覚取得、その後大阪市内にて鍼灸院を開業。


30代半ばに現在の視覚障害者の社会参加や自立を支援する為のソフトウェア開発/販売を行う「日本障害者ソフト」を設立。
国内初の視覚障害者対応のホームページ作成ソフト・鍼灸マッサージ用のカルテ管理ソフト・会計ソフトなど実用ソフトを開発し、各種新聞等に取り上げられる。


2002年3月14日には京都新聞社会福祉奨励賞を授与。
見えない視覚障害者にも、もっと娯楽をと思い立ち日本有数のゲームメーカーである「タイトー」の支援を受け、タイトーの代表的なゲームであるスペースインベーダーゲームを全盲でも楽しめるように視覚障害者対応の「スペースインベーダー フォーブラインド」を共同開発。
そして、2008東京ゲームショーに出店される。


その他にも全盲でも楽しめるオセロゲームや視覚障害者の外出を支援する為の歩行レコーダーなども開発。


2019年には視覚障害者に便利なホルスター型カバンを開発。
2020年3月26日には、毎日放送の情報番組「ミント」に「失明きっかけに『特性生かしたものづくり』続けるアイデアマン...外出には“刑事ドラマのアレ”!」として取り上げられ放送される。
その時の番組動画は「https://www.youtube.com/watch?v=p4DJZuJnGv4」でご覧頂けます。


その他に、NHK ニュースほっと関西やNHKニュースのビジネス特集 優しさが生んだ幸せの“かばん”、NHKニュース「Live Love ひょうご」というニュース番組にて「視覚障害者発案 豊岡新作かばん」としても取り上げられる。
また、毎日新聞や神戸新聞にて「ホルスター型かばん、ネットで大反響 視覚障害者が考案」としても紹介される。




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